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競技ルール
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3、ロボットリーグ(新競技)

概要

「ロボットリーグ」は簡素なルールでロボットサッカーっぽいものをやってみようという思い付き発想のもと今大会より試験的に導入された新しい競技です。そのため勝敗により得られるポイントは他の競技に比べて少なめになっています。普段のバトル等とは異なる条件やルールでの競技をお楽しみください。

チームとフィールド

  • 競技は赤チームと青チームに分かれて試合を行います。チームは1チーム2機体、基本的に3㎏級の大型機体と2㎏以下の小・中型機体1機体ずつで構成されます。
  • チーム分けはエントリー状況に応じて編成するため例外が発生する可能性がありますがご了承ください。
  • フィールドは図1のように900×1800四方の長方形の板4枚で構成され、赤チームと青チームのエリアが交互に区切られており、1機体ずつ各エリアが割り当てられます。 
  • 角柱状の柱はペットボトルが配置されています。ゴールを除くペットボトルの間はボールの飛び出し防止用にロープが張ってあります。

ルール

  • 試合時間は前半180秒と後半180秒の計360秒間です。 ペナルティはありません。なお、機体の不調や故障によるタイムはイエローカード1枚とし、時間は2分間です。
  • 一般的なサッカーのルールではイエローカード2枚で退場ですが、本競技では退場ではなく相手チームに1点得点が入ります。注意してください。
  • 審判のキックオフの合図があるまで機体を操作してはいけません。キックオフの時ボールはフィールド中央に配置されます。各機体はそれぞれのエリアの中央で審判の合図があるまで待機してください。なお、機体の向きは自由です。
  • 使用するボールは直径20~25cm程度のゴムボールです。ボールが相手のゴールラインを完全に越えると1点得点になります。手段はボールへのパンチ、キック、投げ、体当たりなどなんでも構いません。横攻撃も認められます。ただし、意図的な相手機体への攻撃は機体が絡まってしまう可能性があるため、おやめください。万が一機体が絡まってしまった場合は審判の合図でタイマーを止め、引き離します。各自脱力できるようモーション等の準備をお願いします。この場合ボールは試合を一時停止した時点での状態から再開します。
  • 自分の割り当てられたエリアから意図的に10秒以上出てはいけません。エリア外に10秒以上両足裏の1部分でも接地している場合はイエローカードとなります。
  • フィールド側部にはボールが飛び出さないようロープを張りますが万が一ボールがフィールド外に出たり、フィールドの端とロープの間に挟まってしまったりした場合は仕切り直しとなります。このときボールはフィールド中央に戻され再びキックオフとなります。なお、この作業中タイマーは停止します。仕切り直しを意図してフィールド外にボールを蹴り出す行為が度重なり行われた場合はイエローカードを出す場合があります。なお、ロープに機体の腕等が絡まってしまった場合は挙手してその旨を伝えてください。スタッフが救出しますがこのとき試合は一時停止しません。
  • ジャッジに関して疑問等があった場合はROBOONE等に倣って「異議あり」とプレイヤーが挙手して、異議申し立てをしてください。

Q&A

  • ボールを掴んだまま移動し、任意のタイミングで投げても良いか?

    可とします。ただし10秒を超えてボールを保持することは意図的な遅延行為と見なします。これは掴み以外にも脚の間に挟む、覆いかぶさる等によりボール保持し続けている場合も同様です。
  • 相手の保持しているボールを奪うための攻撃は行っても良いか?

    「ボールへ対する攻撃」であれば可とします。そのため明らかに相手機体を倒してボールを奪うような行動が見られた場合はイエローカードです。このとき自機体のエリア外へ5秒間以上出てしまわないよう注意してください。
  • 他の機体が不調などによる整備でタイムを取っている間、自機体の整備等を行なっても良いか?

    スイッチを切る、サーボモータの脱力を行う場合のみ機体に触れることが可能です。
  • 機体の故障等により競技の継続が困難な場合は試合を打ち切るのか?

    代理としてヒューマノイド研究部より同型程度の機体を出し、試合を継続する予定です。ただしROBOONE等の競技規則に則りTKOとみなし、相手チームに1点得点が入ります。注意してください。
  • イエローカードは機体ごとに累積するのか?

    機体ごとのカウントです。そのため小・中型機体と大型機体がそれぞれ1枚ずつイエローカードを提示されてもペナルティとして相手チームに得点が入るということはありません。
  • ルール⑥において「イエローカードを出す場合があります」とあるが具体的な基準は設けるのか?

    おおむね短時間(1分間)に3回以上フィールド外へのボールの蹴り出し等を行った場合はイエローカードとしますがあくまで目安です。各自スポーツマンシップに則ってプレーをお願いします。
  • ゴールの判定に関して機体がボールを高く投げ飛ばす、蹴り上げる等いわゆるロングシュートによりボールがゴールより著しく高い位置を通過した場合はゴールとみなすのか?

    明らかにゴールライン上を通過していればゴールと見なします。この判断は審判に一任されます。
  • タイムはどのタイミングで申請しても良いのか?

    機体の故障等緊急を要する場合を除き、機体が絡まってタイマーを一時停止した場合やキックオフの合図の前といったタイミングでの申請をお願いします。異議申し立てについても緊急時を除き同様です。
  • 機体を横転させたり左右の脚を大きく開脚させたりすることによりディフェンスを行っても良いか?

    問題ありません。ただし横転等により機体の足裏以外の部位が接地している場合はいわゆる「スリップ」の状態とみなし10秒以内の復帰が求められます。開脚についても「しゃがみ」状態とみなし3秒以内の復帰をお願いします。また、3歩以上歩行しなければ再びしゃがむことは認められません。
  • 相手が自分のエリアに侵入した場合に、相手機体が戻れないように進路を妨害することは可能か?

    問題ありません。エリア外に出る場合は上記のリスクを考慮してプレーしてください。

上記のようにルールに関してある程度明確な基準を設けていますが本競技の目的としてプレイヤーが楽しんで取り組めることを第一としています。各自スポーツマンシップに則ってプレーしてください

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